2012年03月16日

第8話 花 火

(2012/03/15)
るんるん第8話 花 火

 盛夏黒夏の夜、その人は、花火を見た。
少し暗みがかった、街中の道である。
 民家の表、幼い女の子が、浴衣を着て、
線香花火をしている。その子だけが花火を
している。あたりはひっそりしている。

 その人の過ぎ去った祭りの夜、子供は皆、
外へ出て、花火を楽しんだ。花火で空は明るく、
打ち上げ花火の音、爆竹の音で、耳を
塞ぎながらの夜であった。煙硝の匂いが
立ち込め、煙々の夜である。そんな祭りが
その人の、小さな頃である。

 そんな思いに、答えてくれるかの如く、
幼女の花火である。過ぎ行く世々を慈しむ
その人である。世も時を経っていく、年を取る
人である。世も、年がいく、歴史も年を取る。

 若い人は、遅れた脳で、それを見る。
老人の脳使いである。

 その人は、小さい頃にしか、大掛かりな
花火を見たことがない。川辺で催された
花火大会、それも今は、その若い人の町
では、していない。小さい頃に見た仕掛け花火
、ナイアガラの滝は、脳の記憶の花火の景色である。

 そんな花火の夜、村雨の夜という、その人である。
 幼女の花火は、黒夏の小華である。
 世の浪の華である。

夜暗き、白い幼女の浴衣と花火、歩くその人の
靴音を添え染める、花華夏(かがなつ)である。
星添え、雲はずみ、月歌い、夜が笑う黒夏の
花華である。月笑む夜、星は花を取る、雲いく。
その人のいく、先の世は、夜を幾たび越えていく、
浪の華、浪路である。過去へ過去へと、未来を
いくその人である。波路はるかに、脳の思いという。
脳の葉である。脳の葉がゆれる、脳素という。
脳波を出だす脳という。

葉の歌という。水都の歌である。
詩という、刻の詩である。
その人の脳の葉が事をとめ、という。
留めた脳の葉の揺れという。脳葉揺う
(のうようゆう)という、その人の脳という。
脳の働きという。脳波という浪という。
波浪(ろうは)という脳という。
脳浪(のうろう)という、玉の脳である。
玉脳の江である。絵という、脳の言葉という。
その人の水という、三間の山という。屋の間である。
家をとめるという、かとえという、こわなの山という。
ややとと、という、えか、という。花山をいう。花の山の絵
という。墓の奥という。墓奥の田という。田々山世々という。
脳の愛でである。その人の詩という。
紙に書いたその人である。その人の玉(ぎょく)である。
玉曲という。この詩という。これを作る人という。
下手作という歌という。葉のへたの作りを愛でる
村雨という。ザット降る雨である。雨の日という。
雨の日の花を火という。雨の日の花火である。
水都の花の絵である。

その人の脳が書いた波という。この波という。
水都の花の詩のことをいう。
脳波という、波という。この波を取る、脳浪という。
脳波という、その人という。
脳浪の葉の葉である。
その絵の墓の奥という。
脳浪の実という。脳墓奥(のうぼおう)という。
その脳の世という、言葉という。
言葉を文にする脳墓奥である。
脳墓奥の意である。
この詩が、それである。
野の脳である。
脳野(のうや)という、葉と墓と花のへたと、
これを有する野という。
脳野の話しである。
その人という。
園の人である。
丘園(おかぞの)染む絵という。
丘の絵という。詩で書いた絵である。
巣。
脳の丘を取る巣。次。
音楽を入れて!!!

「水都の花」
           2010/07/24曲                                                
           2010/07/24詞
1
難波入江 梔子 花咲き
見よ この花                                         
名を変えた魚が 飛び上がる
   難波 花咲く世
   この世に 生まれ来た 
   文書く手を 休めて見た
 真昼の花火 打ちあがる 
 空に描いた 私の心
 梔子朽ちることなく
 咲いて染める 天の絵
2.
難波入江 村雨の後に
見よ この花 
帰り道歩く 人々は
   言葉満ち足った 一時
   安らいで 音重なり
   地に響いて
 見上げる夜空 輝いて
 書に書いた 私の姿
 天の花添え 口添え
 人は筆に 世を愛で


脳巣という黒夏脳で出る歌である。
脳巣の刻である。歌の刻という。
歌山という、けて、という。
けわる山という。
けさ山という。
あたを見る華という。
その人の国という。
国を取る脳である。
国脳の山という。
国の脳である。
玉脳(たまのう)の話しという。

 
posted by 若軍 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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