2012年03月13日

予六 地球は、誰が丸くしたか。

(2012/03/10)
地球は、誰が丸くしたか。

 我が黒夏国は、人工浮遊物を開発し、
これを発射したことは、
先刻、全民が御承知である。また、初めて、
宇宙へ行ったといえる、かの飛行士ともいう、
我が親戚のミリア君である。
ミリア君は、優秀な脳犬であり、健全精神の
持ち主である。かの君が、無事帰還して、
我が黒夏国の全貌をも見、感想を記者団より
求められた時にいったのは、「ワン」の一言で
あったことは、記憶に新しい。そんなに古い
ことではない。初めて宇宙へいったのは、我が黒夏国の
偉大なるミリア君である。

 我輩に、「私がいきます」と言ったのである。
宇宙への偉大な、第一歩である。
 続けて、我輩にいってくれたのである。
「宇宙は花である。花の形をしていた。」
と、かようにいったのである。わが黒夏国の、
花の宇宙である。

 慮るに、「地球は誰が丸くしたのであるか。
我が、黒夏国が丸くしたのである。随分、遠い
昔のことである。地球がなかった時、地面という
ものもなかった時、諸君もご承知のように、
薄い土状のものがあった。平らであった。かの爆発は
ずっと、後のことである。小さなもので、丸いものであった。
そこに我輩の御祖先がおられた。果は、滝のように
なっていて、平らであった。こういう時代もあったのである。
その先は、龍の君がおられた。我輩は、龍邦と
いっているのである。現今、地球は丸いという。
丸くしたから丸くなっているのである。

 我が黒夏国の、黒犬また白犬、就中、全権の脳が、
優秀なことを再認識した出来事である。優秀であるから、
初めてのことが、難なく、できたのである。これは、
生類すべてにいえることである。生類の頭脳は優秀である。

 生類哀れみの令を守ることは、言わなくともわかるのである。
くどいようではあるが、再言する次第である。意識することなく、
守られているのである。

 本題にもどるが、幾重にも宇宙は存在する。
我輩は、この地を愛でていうが、時には知己友とも
いうのである。然るに、この地を、英地ともいい、
我輩の叡智である。黒夏国の英地であり、これを知る
黒夏国の叡智である。我輩の健全なる精神である。
ただ、我輩は、地球は、どこまでいっても、平らと
いうのである。これも真理である。

 我が偉大なる黒夏国の歴史にことよせ、一くさり
述べて、我輩の本日の演説とする。
犬月快日  花に花寄せ、花愛の演説。

(2012/03/10)
 
posted by 若軍 at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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