象2
その人は、数え10歳の記念に、
竹の電池を拵えたのである。
その人の作った、竹と木のモーターも
あった。当時、その人は、電活といった。
(2012/02/18)
光るきのこもあるという。
光る木もあり、光る雑草もある。
自分で電気を作り、光る。
そんな中の象の知恵、御祖先のお知恵と
感謝する。
月夜竹が、けらけら笑うはなしである。
月夜茸も、にっこり、微笑み、夜闇の
訪れを、迎え楽しむ。
象が、座り、笑いて、食をとる。
白卓の夜は、象が主人である。
その人の、心に、今も残る夢の
象である。その人も、今は、
大きくなり、小さな頃に見た、
象を思う。その象とともに、
歩む丘であり、その人の前には
母象が歩んでいる。自分は母を
守るという、その人である。
(2012/02/18)
家の前には、水車があり、くるくる
回って、発電している。裏には、
大きな網状の竹が、発電している。
また、ガスは、糞便より作ったガスを
使うという、そんな家である。
(2012/02/19)